お侍様 小劇場 extra

     “春颯(はるはやて)、惑い風”〜寵猫抄より
 


        3


 間のいいことに通りかかったタクシーがあったので、それを呼び止め乗り込んで。逸る気持ちを抑えつつ向かった横浜は、やはり空いてた首都高速を駆ってもらったお陰様、随分と早くに辿り着け。彼自身にも馴染みの深い港のホテルは、すぐお隣りの商業施設で起きかけたという“事故未遂”の話を前以て聞いていたせいか、ロビーのあちこちがちょっぴりざわついてるように見えなくもなかったが。それでもと勇んで足を運んだフロント・クロークでは、落ち着いた様子の男性ホテルマンが、しわ一つ染み一つない、風格ある制服に似合いの誠実そうな笑顔でもって、少々こわばったお顔をした金髪碧眼の青年を迎えて下さった。

 「あの、こちらに今朝方から宿泊している島田勘兵衛の身内の者なのですが。」

 客人のプライバシーを重視するなら、この程度の言いようだけで信用していいことではないのかも知れなかったが。
「はい。島田七郎次様でいらっしゃいますね?」
 こうして訪のうことを林田くんが前以て知らせていた訳じゃあない。そこは一流のクローク担当。横浜での定宿としている関係から…それでも同じような利用者は何百人といように、ちゃんとこの青年の顔と名前と簡易なプロフィールが、頭の中の名簿からスルスルッとなめらかに出て来ていたのであるらしく。
「ただ今、お部屋においででございます。それであの…。」
 家人としての覚えもあってか、現状を半分だけ聞かせて下さった彼へと向けて。少々沈んだ表情になり、
「連絡を受けて来たんです。その…事故があって昏倒してしまったとか。」
 他へと聞こえぬよう、小声で語ったこと、お気遣いをありがとうございますということか、頭を垂れての目礼で応じて。
「こちらでお呼びしたお医者様に診ていただいてはございますが、ご案じになられてのお越しでございましょう。」
 そうと返すと部屋の番号を教えて下さり、しかもフロントからの電話をかけても下さって。
「…フロントでございます。林田様でございますか? たった今、島田様のご家族の方がお越しになられました。」
 様子見にと居残っていたらしい編集員の青年へ、七郎次が到着した旨を伝えてくれて。ベルボーイを呼ぶと部屋までを案内してくれる至りよう。館内の勝手も判ってはいたけれど、まだ少し動転が抜けてはいなかったか、断る謂れもないと従って。エレベータ・ケージから降り立った先、客室フロアの廊下の静けさに、耳鳴りを覚えつつも顔を上げれば。詰襟型の制服姿をした青年の肩越し、開いたドアから顔を覗かせた知己の姿へ、やっとのことという感のありありとする吐息が洩れた秘書殿だったりし。ガラス越しのようだった感覚が、少しずつながらも手繰り寄せられ、手元へと戻ってくるのが判る。それではこれでと立ち去るホテルマンを見送れば、

 「早かったですね、シチさん。」

 おいでになるだろと思ってはいたが、こうまで早いとは思わなかったと静かに言って、林田くんがどうぞという身振りで中へ入るように促して。
「〜〜くんはどうされましたか?」
「え?」
 聞き返すと、何故だか…林田の方もそのお顔の焦点が ふっとぼやけてから、
「え? 私、何か言いましたっけ。」
 そんな言いようを返し、肩をすくめてしまう。大したことではなかったのだろと、お互いにその後は続けず。サニタリーやドレスルームを横手に抜けての、メインルームへ到着すれば、

 「………あ。」

 その年頃にしては結構な上背があるお人。それでも…外国人客も多いホテルだからか、余裕で収まっての安らかそうに横たわっておいでなベッドの枕元へ。足が勝手に進み出ている。だってそこには、見慣れたお顔の壮年殿が、特長ある蓬髪を枕に散らし、いかにも無心な表情で眠り続けており。
「何度も言うようですが、内診の結果は問題がないそうです。」
 ただ、意識がないので小さめの痛みは訊けない。下敷きになったようなものだからと、触診も試みて下さった先生が、手足の関節などなども無事らしいし、胸や背中、首や腰。骨やそれらに鎧われた肺臓に至るというよな重要主要な部位へは、ここまで穏やかに寝ていられないほどの痛さはないようだが、それでも打ち身などは後になってじわじわと出ることもあるからと仰って、
「少しでも異状があるようならば、診て下さった医師
(せんせい)の連絡先も聞いてありますので。」
 掛かり付けのお医者が何よりではあろうけど、状況を把握しているという点では頼りになるかもと、その辺りの気遣いを伝えてから、

 「それじゃあ私は会場のほうへ戻りますね?」

 夕食はフロントに言って下されば部屋でもとれるよう運んでくれます。あと、御存知でしょうが、このカードキーで館内の買い物すべてが決済出来るそうなので、と。文字通りの後を託して、そりゃあ速やかに部屋から退出してった彼であり。

 「あ…。」

 いつもだったら、それこそ打てば響くというような応対返している七郎次だのに。まだどこか呆然としているのは、それだけ衝撃も大きいのだろと。そんな把握をしてくれての、何とも手際のいい引き継ぎだったらしくって。パタパタパタ、かちゃり…ぱたんと。寝室の外から大外の廊下へまでへ。出てゆく彼が織り成す一通りの物音が止むと、室内には柔らかな静寂が訪れる。何もないという無味で無愛想なそれじゃあなく。かすかに送風の音もしの、壁越しの遠い遠いどこかから、泊まり客の立てるそれだろう生活音もし。窓の外からの、遠い沖合いをゆく船の汽笛や細波の声、潮風が打ち鳴らす街路樹のざわめきもかすかに届きと。そんな物音も絶妙な案配で微かにすればこその、それは居心地のいい静けさが、だが、

 「…。」

 ああどうしてかな。寒々しいったらありゃあしない。コートも脱がないまま、寝台のわきへと置いたままになってた椅子にぽそんと腰掛けて。光の刺激も邪魔かもしれないとの配慮からか、カーテンを引いた室内の、微かに微かに仄明るい中にぼんやり浮かぶ。男臭い寝顔をだけ、ただただじっと見つめる七郎次であり。

 「…。」

 言いたいことがあった訳じゃあないからこその無言なまんま。なのに、ひどく…重く思い詰めてでもいるような。虚ろなような、それでいて 何とも言いがたい真摯さが濃密に詰まっているかのような。そんな複雑さを抱えていたことからの憔悴に、萎れかけてる気配がようよう届いたものか。どのくらいかの間合いを経てからではあれど、変化は何も起こらぬままな室内の空気を掻き回した長い吐息をついたのが、看取られていたご本人。

 「……シチか?」

 まずは目を覚まして現状を確かめ、家ではなくの出先だとの把握を取り戻してから。だったらこんな間近に居るはずがないだろう存在に、おやと目を見張ったというのがありありしている表情の変化。それをそうだと確認した七郎次が、一番最初に感じたことは、


  ―― ああ、どうしようという、苦い戸惑い


 激しく怒りたいわけでもない、安堵から萎えてゆくそのまま泣き崩れたいわけでもない。強いて言うなら、安心し過ぎて頭の芯がぐらぐらしている。倒れてしまわれたほどの大事に見舞われたそのときに、自分が傍らにいなかったのがほとほと口惜しい。でも、それって勘兵衛へと当たることじゃあない。そんな資格、自分にはないんだもの。車や何やへの不注意から怪我をすることのないように、重々気をつけて下さいねと言い置いてることはちゃんと守って下さって。それでも降りかかって来た災禍だもの。それを詰ったり、心配したのだ案じたのだと、自分の抱えた不安をぶつけるだけの資格、単なる侍従の自分にはないのだと。目を覚まされた御主の視線を確認したと同時、それをも思い出してしまい。そうして…なぜだろか、重い鈍痛が沸いて来て、胸底がひどく痛んでしょうがない。今だに自分よりうんと強い勘兵衛を、庇うだの護るだのとは滸がましいが、それでも…何かが至らなかった気がして、それが口惜しくて堪らない。

 「…七郎次?」

 屈強精悍な肢体に似合いの、彫が深い、少々いかつい風貌をなさっておいでなせいか。初めて会う相手へは、気難しそうなという方向で、恐持てする印象を与えてしまうお人だが。噂されているほど人嫌いな偏屈なんかじゃあないと、誰よりもよくよく知っている。林田くんのように屈託なく気さくだというほどじゃあないけれど、年齢相応の堅物さも持ち合わせてもいるけれど。それでも人が生き生きしているのは好ましく思う、許容の深い、包容力のあるお人で。よほどの因縁でもない限り、誠実に応対なさるのを旨となさっておいでだと知っている。結構頑迷で、だが、茶目っ気もおありで。いまだ竹刀を振っても揺るがぬ足腰なさっており、それでいて仔猫をお膝にコタツで居眠りなさる姿は妙に憎めず苦笑を誘うし。ご両親を早くに亡くされ、それでも飄々と過ごしておられる頼もしさとか。苦労知らずの坊ちゃん育ちと見せて、案外場数も踏んでおいでの肝の座ったところ、箍が外れると怖いほど恐ろしい変貌を見せるお人でもあることだとか。

 “…誰よりも、存じ上げておりますのに。”

 お独りでいるときにこんなことがあって、さぞや心細かっただろうにと? それとも、本心からお優しくてのそれで手を延べただけだろに、年甲斐もなくとかどうとか誤解されてないかが口惜しいだって? そんな想い自体、分不相応な感情だ。いけないいけないと、出かかってた嗚咽ごと、喉奥へ押し込め押し殺す。ご無事で何よりでしたね。ああすみません、お留守番を言いつかっておりましたのに。林田くんから事故のことを知らされて、それでつい、矢も盾もたまらず飛び出して来てしまってと。しどろもどろになりつつも、どうして此処へ駆けつけているのか、何とか語ってみせようとしたところ、


  「………七郎次。」


 落ち着いた響きのお声がし、ハッとして口許を閉ざした。焦るあまりに、見苦しくも耳障りな言いよう並べ、見るに堪えない醜態を見せてしまっていたのかも。昏倒なさった身での枕元。あまりきゃんきゃん騒ぐのは善ろしかないということくらい、どうして気づかぬかこの愚か者めと、尚の自己嫌悪に気落ちが重なった七郎次であり。

 「…すみません。」

 打ち萎れてしまった青年へ、だが。声を掛けられた御主はというと、怒るどころか呆れるどころか、小さく小さく微笑まれ。広い寝台の上 覆う、なめらかな上掛けの下で片方の手を伸ばして来られて。自分の膝元見下ろし、うつむいたままな七郎次がなかなか気づかないようだったので。そろりと身を起こしかかったところ、
「え? あっ、いけません。まだ…。」
 脳震盪…に関してはそういえば聞いてはなかったが。それでも、まだ横になっていないとと。我に返った七郎次、慌てて腰浮かし、起こされかかってた勘兵衛の肩に手を添えて、寝台の上へと押し戻せば、

 「…一つ、訊いてもよいか?」

 大きな手にてその手を捕られ、そんな言いよう差し向けられた。悪戯っ子のようなことをなさると思ったが、それだけ覇気あふれてお元気なのはいいことだったし、こちらの混乱や動揺を拾われないならそれもいい。再び横になられたのを見届け、手をとられたせいでの半ば引き寄せられた格好、どうかすると身を乗り出すようになったまま。何でしょうかと先を促せば、

  「前々から訊こう訊こうと。いやさ、言おう言おうと思っておったのだがの。」
  「はい。」

  「儂へと、その…大きく考え違いをしてはおらぬか?」
  「はい?」


  「儂が、好きでもない相手とでも間に合わせに同衾するような、
   そんな男だと思うておらぬか?」
  「………はい?」


 大時代の武家でもあるまいに、閨を共にする相手に制限のある身じゃあなし。惚れたはれたの縁結ぶ、暇や機会が無いならないで、どうすればいいかくらいは、それこそいい年をした大人だ心得もある。


  「そんないい年をした壮年が、こうまで夜な夜な慈しむこと、
   単なる不精からの間に合わせだろうくらいに思ってはおらぬか?」

  「…っ、………えっと。///////////」


 そんな風になぞ思っていないと。理解が追いついてのまずは、弾かれるように叫びかかった七郎次だった。だってそんな、そんないい加減な人であろうはずがない。力関係に物言わせ、相手の尊厳踏みにじり、無理から相手をさせているような、そんな残酷な凌辱まがいの抱擁なんかではないと。だが、そうならば。


  ――― ならば、どう思っているの? どう把握しているの?


 無理からなんて扱いだったらという、強引さなんて微塵もない。それは優しく、手を惜しまずの丁寧に。愛しい愛しいと抱いてくださるの、一度でもいやだと思ったことがあっただろうか。頼もしさに安心出来て、逞しさに圧倒されて。こんなお人から“ほしい”と望まれることが、泣きたいくらいに誇らしく。…っていうか。////////

  「あ、あの…。////////」

 んん?と。優しい眼差しが真っ直ぐにこちらを向く。急かすことなくの、むしろ宥めるようにと向けられた暖かな意志が、

  ――― ああそうだったと

 七郎次の胸の裡
(うち)、いつの間にかそうまで育てていた何かを、じわじわと氷解させてゆく。刀を振らせりゃ誰にも負けぬ、そのくせ、ずんと年下のはしっこい子に、屁理屈で一本取られちゃあ ぐうの音も出ぬまま苦笑を零しもし。口ばっかり達者でもロクなことはないぞなんて、幼子相手に負け惜しみのようなお言いようをなさった。そんなお人であるところも、やっぱり大好きな勘兵衛様で。他の人になら厭わしいと思うことまで、好きで堪らぬよになったらそれは恋。そんな世間の通説に、ハッとしたのが迷いの始まり。だって自分は男で、勘兵衛様も男じゃないか。そんなの正しいはずがない。露見したらば迷惑がかかる。だからね、だから。子供のじゃれかかりの延長のようなもの。ぎゅうしてもらうの嬉しいと、あなたの温みをこそり盗んだ。優しい吐息が欲しくって、あなたの蜜をこそりとくすねた。ねだる私が悪いのだと、そうと仕向けることで、もしかしたらあなたを守ろうとしたかったのかも。それがだのに、いつ何時“もう勘弁だ”と言い出されてもいいようになんて、やっぱり勝手な言い訳つきの、違う形に歪んでしまってて。


  「……勘兵衛様。」
  「んん?」


 そんな解釈も出来るのだぞと。それさえ自分で気づかぬものかと、ずっとずっと黙っておられた優しいお人。少なからず好ましく想う対象から、ここまで曲解されたままだなんて。どんなに寛大なお人であれ、堪えなかったはずはなかろう。そうと思えば…自分の苦衷なんてどれほどささやかなそれだったかと思い知る七郎次でもあったりし。


  ―― ごめんなさい………大好きです。


 こらこら、それでは好いてくれることに疚しさがあるようではないかと、すかさず言って。え?と怯んだ青年の隙をつき、ぐいと引き寄せたそのお顔の、なんとも男臭かったこと。そのまんま、にたりと野趣溢れる笑いようをし、

  「もはや言い訳は聞かぬからな。」
  「〜〜〜〜っ。////////」

 なんでそうも、無駄にカッコいいかなこの人はと。地団駄踏んだのも後日のお話。深色の双眸に射竦められては身動きも敵わず。そおっとそおっと唇盗まれてしまった、春まだ浅い、昼下がりの港のホテル。遠く沖合を行き交う船か、微かに汽笛が聞こえたような気がしたのが、明るいうちの最後の記憶だったそうな…。










    おまけ



 大事を取っての一晩泊まり、帰宅は翌日と相成った勘兵衛と七郎次であり。

  「お帰りなさい。」

 玄関先まで出て来ての、出迎えてくれた長い黒髪の青年から、小さな仔猫を受け取る間合いだけ、またぞろ意識が曖昧になりかけた七郎次であり。さすが、幾世も翔る大妖狩りの咒は違う。剣の達人で並大抵ではない集中力を誇ろう勘兵衛へさえ、辻褄合わせの咒を飲み込ませ、

 「では、これで。」

 会釈を交わしてそのまんま、風へと溶け込むように姿が消えたのさえ、何て身の軽快なお人だろうくらいにしか見えなんだから物凄く。はあ、お世話を掛けましたとの朦朧状態がパチンと弾けて、さて。

 「ごめんね、久蔵。いきなり留守番させちゃったね。」
 「にあvv」

 好き好き好きのハグを、モヘアのセーター着た懐ろに埋まる勢いでしかけて来る幼子へ。1日ぶりの柔らかい綿毛、よしよしと撫でてやっていたお兄さんだったのだけれども。

 「シチ。」

 勘兵衛様が掛けたのは、儂にも代われと言いたげな、そんな他愛ない声かけだったのだろうにね。

 「〜〜〜〜〜〜。////////////////」

 おおう、この真っ赤っ赤は初めてのレベルじゃなかろうかと、久蔵でさえ思ったほどに。ただ声を掛けられただけで、いやさ、いかにも親密そうな、手短な呼びようで名前を呼ばれたせいか。だとすりゃ、一体 どんなシチュエーションの何を思い出した彼だったやら。淡い色合いの金の髪を透かしてしまわぬかと思えたほどの、顔やら頭やらうなじやら、どこもかしこも塗り潰す勢いの紅潮ぶりを見せたそのまま、小さな坊やをますますのぎゅうと抱きしめてしまい、

 『あんね、お昼間のずっと、離してくれなかったの。』
 『…ほほぉ。』

 その後もずっと、急に黙り込んで、そいから きゃあとかゆって。恥ずかし〜〜って真っ赤になったまま抱っこしてくれるのよと。意味も分からぬままだろう、仔猫の口から罪のないご報告を、様子見に行くたび毎回毎回された日にゃあ、

 “今度の待ち合いで、素の姿のときにあらためて訊き返してやるからな。”

 何でまたこっちばかりが大人の嗜みで聞き流してやらにゃあならぬと、随分と筋違いな方へまでご迷惑かけるバカップルになろうとは。書き始めたころには思いも拠らなんだ、筆者だったり致します。
(笑)







  〜どさくさ・どっとはらい〜 09.03.08.〜03.11.

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  *当初は、兵庫さんがわざわざお越しになった理由のネタだけを、
   思いついての書き始めたお話だったのですけれど。
   こっちのイツフタには、
   向こうの島田さんチほどの大それた障害なんてないのにねぇと、
   書いてる人からして常々思っておったので、
   そこのところもいじってみたれば、
   あらまあ、助兵衛な勘兵衛様たら、あっさり陥落してやんの。
   ……というわけで、
   これからはますますライトなバカップルになりそな気配でございますvv
   (っていうか、まだ続くか このシリーズ。)

めるふぉvv めるふぉ 置きましたvv

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